マウスピース矯正
Mouthpiece partial orthodontics
透明で目立たない
マウスピース部分矯正
マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを装着し、歯を徐々に移動させる矯正歯科の治療方法です。
当院ではInvisalign(インビザライン)、SureSmileアライナー、クリアコレクトによるマウスピース矯正をおこなっておりますので、マウスピース矯正にご興味ある方はお気軽にご相談下さい。
マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを装着し、歯を徐々に移動させる矯正歯科の治療方法です。
約1ヶ月間毎に新しいマウスピースに交換しながら、一日20時間程度の装着(マウスピース交換の期間や装着時間等は症例によって多少異なります)をし、装置の脱着が可能な上、透明で目立たないので矯正をしている事がほとんど分からないのが最大の特徴です。
「歯並びは直したいけど金属ワイヤーやブラケットを長期間付け続けるには抵抗がある」「目立つ矯正装置は避けたい」という方には、とくにオススメです。
なお、青葉歯科医院のマウスピース部分矯正治療は、歯を抜かない非抜歯にて行っております。
マウスピース矯正の特徴
1.取り外しができて衛生的
マウスピース矯正装置は取り外し可能な為、従来型の矯正装置のようにプラークが沈着することがなく、歯や歯周組織を健康に保つことができます。
また、マウスピースは歯ブラシで簡単に洗浄することができ、とても衛生的です。
2.透明で目立たなく、話しやすい
矯正治療をしたくても見た目が気になるという方には、マウスピース矯正は薄く透明で目立ちにくい装置ですので最適です。
自分からマウスピースをつけていると伝えない限り、周りには気付かれないという方も多くいます。
3.食べたい物がたべられる
従来型の矯正装置は、ホウレン草などの葉物は絡まりやすく、餅のような粘着性のあるものはくっ付きやすいため、わずらわしさがありましたが、マウスピース矯正は取り外しが可能ですので、普段と変わらず食事を楽しむことができ、非常に快適です。
4.治療を受ける年齢制限がない
年齢等で矯正治療をあきらめている患者様がいらっしゃいますが、マウスピース矯正は年齢問わず治療ができます。
お子様から50歳以上の方、主婦の方もたくさんはじめられています。
5.痛みがほとんど無い
マウスピース矯正は従来型の矯正装置よりも痛みがありません。
その理由として過度な力が歯にかかりにくいこと、そしてワイヤー・ブラケットを使用しないので、粘膜に当たる痛みや刺さる痛みは無く、口内炎ができることはほとんどありません。
6.金属アレルギーも解消
マウスピース矯正装置はプラスチック製なので、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。
金属アレルギーで矯正治療を断念した方も、安心して治療を受けていただけます。
部分矯正とは
部分矯正とは、その名の通り「前歯」「すきっ歯」「出っ歯」「八重歯」など部分的に歯を移動させる治療です。全体矯正と異なり、下記のようなメリットがあります。
1. 気になるところをピンポイントで治療
前歯2本だけ、すきっ歯の部分だけ、八重歯だけ、出っ歯の部分だけ、下の歯だけなどご希望に応じて柔軟に治療が可能です。
2. 低コストで歯列矯正治療が可能
従来のブラケットの矯正治療より使用する装置や治療期間が異なるため、部分矯正では低コストで治療が可能です。
3. 短期間で歯並び治療が可能
部分的ピンポイントで歯を動かしますので、治療期間も短縮されます。本格的な歯列矯正は数年かかるのことが通常ですが、部分歯列矯正の治療期間は数ヶ月で終了します。
インビザライン・マウスピース矯正
Invisalign(インビザライン)は、全世界で約7万人の公式認定ドクターにより、210万人を超える患者さんがこのシステムで矯正治療を受けています。
高い弾性を持つ新しいアライナー素材は、より持続的な歯牙移動のコントロールを高めることができ、「すきっ歯」「出っ歯」「デコボコの歯並び(乱ぐい歯)」「下顎前突(受け口)」「開咬」など前歯だけでなく奥歯の矯正治療も行え、目立たたず取り外しが可能なため、いつでも簡単に歯のお手入れができ、口腔内を健康な状態に保つことができます。
インビザラインは、最新の歯科矯正理論と米国アライン・テクノロジー社独自の3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)等の最先端技術を融合させた、新しいアプローチの歯科矯正治療システムです。
インビザラインの特徴
インビザラインが他のマウスピース矯正システムと違う点は、患者様の来院負担が少なくて済むという点です。
通常マウスピースを作成するために治療開始時に歯型(印象)を採りますが、インビザラインの場合は基本的に1回の歯型を採り(ズレが発生しても3回程度)、3次元画像化技術とCAD/CAM技術により質の高いマウスピースをつくり、各ステップのマウスピースをまとめて作製しお渡しします。
そのため来院回数が「6~8週間に1回のペース」と減らすことができます。また、マウスピース矯正装置の中では歴史が古く実績豊富なため、しっかりとしたエビデンスがあることが特徴の一つです。
インビザラインGOシステム
インビザラインGOシステム(iGOシステム)は、前歯に特化した歯科矯正治療です。
前歯の「すきっ歯」「出っ歯」「八重歯」「デコボコの歯並び(乱杭歯)」などの前歯の部分矯正治療を手軽に行えます。
iGOシステムでは、インビザラインシステムのように、薄くて透明なマウスピースを装着しているだけで、前歯の歯並びを徐々に整えていくことができます。
マウスピースは取り外し可能で、お食事や歯磨きの時には外していただきます。また、装着していても目立たず、違和感も少ないので、従来の矯正治療のデメリットのほとんどを克服していると言っても過言ではありません。また、前歯だけなので、治療期間が短いのも特長です。
インビザラインと
インビザラインGOの使分け
- インビザライン
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- 来院回数:少ない(1ヶ月に1回)
- 適応症例:幅広い
- 治療期間:半年~3年
- 矯正費用:平均的
- メモ:奥歯までの全顎的な矯正ができる
- インビザラインGO
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- 来院回数:少ない(1ヶ月に1回)
- 適応症例:狭い(前歯のみ)
- 治療期間:半年~1年
- 矯正費用:安い
- メモ:前歯の部分矯正治療
マウスピース矯正の
利点と欠点
マウスピース矯正のメリット
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- メリット 1
- 矯正器具が目立たない
金属ワイヤーやブラケットによる矯正装置ではなく、透明なマウスピース型のため、目立たず矯正をしている事がほとんど分からなりません。
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- メリット 2
- 取り外し式なので清潔
マウスピース矯正装置は取り外しが可能です。歯磨きの時だけ取り外すことできるので、金属ワイヤーやブラケット矯正では困難だった、細かい部分の歯磨きが可能になり、お口の中をいつも清潔に維持することができます。
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- メリット 3
- 矯正中でも虫歯治療ができる
取り外しが可能なマウスピース製作のため、矯正中でも虫歯の治療が可能です。またホワイトニングやクリーニングも可能ですので、矯正中でも歯の美しさや健康を維持することができます。
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- メリット 4
- 異物感や痛みが少ない
金属ワイヤーとブラケットのような「口腔内の異物感」「話しにくい」「口内炎ができやすい」などの不快症状がありません。また、必要な部位にだけ矯正力を加えていきますので、ワイヤー矯正のような取り付け直後の強い痛みがありません。
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- メリット 5
- 矯正費用が安い
ワイヤー矯正や舌側矯正をはじめとする他の矯正装置よりも、費用負担が少なく経済的です。
マウスピース矯正のデメリット
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- デメリット 1
- 矯正できる適応症が限られる
マウスピース矯正は、抜歯の必要がない比較的簡単な矯正や後戻りの治療、スペースの閉鎖にしか使用できません。複雑な歯の矯正や上下顎の大きな不調和などの治療はできません。
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- デメリット 2
- ご自身での管理が必要
ほぼ1日中(21時間以上)マウスピースを装着する必要があるので、まれに患者様がマウスピースの装着をさぼることがあります。装置を着けなければ歯は移動しませんので治療が遅れるケースがあります。
マウスピース矯正治療のケース
CASE.01 「インビザライン・マウスピース矯正」
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- 主訴
- 開咬による噛み合わせを何とかしたい
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- 治療内容
- インビザライン・マウスピース矯正
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- 治療費用
- ¥1,000,000(税別)
CASE.02 「インビザライン・マウスピース矯正」
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- 主訴
- 歯並びを治したい
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- 治療内容
- インビザライン・マウスピース矯正
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- 治療費用
- ¥1,000,000(税別)
CASE.03 「マウスピース矯正+ジルコニアセラミック」
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- 主訴
- 下顎の歯並びと
右上1番の歯が変色したのが気になる
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- 治療内容
- 変色した前歯にジルコニアセラミッククラウン
下顎の歯並びをマウスピース矯正で治療
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- 治療費用
- マウスピース矯正¥300,000(税別)
ジルコニアセラミック¥170,000(税別)
矯正治療に際してのリスク・注意事項
- 治療期間は個人差が大きく出ます。
- 矯正治療は、歯を支える骨の代謝をコントロールして歯を移動させます。そのため、治療の初期(1週間程度)には顎の部分に痛み、熱感、倦怠感などを生じ、食事がしにくくなることがありますが、だんだんと軽くなります。痛みの程度には個人差があります。
- 矯正治療による歯根吸収(歯根が短くなること)が生じる場合があります。矯正装置による歯肉退縮(歯ぐきが下がること)が生じる場合があります。歯ぐきが下がると、歯が長く見えたり、歯と歯の間に隙間が出てきて黒く見えることがあります。
- 矯正装置による口内炎が生じる場合があります。
- 矯正装置により歯磨きがしにくくなり、虫歯および歯周病になるリスクがあります。
- 痛み止めなどの薬の服用は、歯の移動を阻害することがあります。
- 歯周病や根の先に感染症があると、悪化することがあります。
- 顎関節症があると、悪化することがあります。
- 骨や内分泌系の疾患があると、治療期間が延びる可能性があります。
- 本人に取り外していただく装置を使用することがあります。医師の指示通りに使用しない場合には歯並びの改善が困難になることがあります。
- 治療後のリテーナーの仕様が不十分な場合、歯列が後戻りすることがあります。
- 治療後には中、長期的に見て生理的な変化があります。これは、矯正治療の後戻りとは異なり、新たに獲得した噛み合わせび自然な変化です。矯正治療を行わない人にも必ず噛み合わせの変化は起こります。
- 遺伝性、骨格性の不正咬合の場合には、個々の成長能力により症状が再発することもあります。
マウスピース矯正治療の流れ
マウスピース矯正治療は次のステップを経て進められていきます。
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- STEP.1
- 精密検査
マウスピース矯正治療に必要な検査を行います。口腔内診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯型の印象採得を行います。この情報を基に患者様に合った治療方針を決めます。
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- STEP.2
- 綿密な治療計画の立案
検査結果から「クリンチェック治療計画」と呼ばれる3Dコンピューター画像にて、治療開始から完了までのシミュレーションを行います。このとき、ご自身の歯がどのように動いていくのかを、立体的なアニメーション画像でご確認いただくことができます。この治療計画にご承認をいただくと、矯正の期間と料金が正確に決まります。
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- STEP.3
- 治療を開始
約2週間後からマウスピース装置をつけて治療開始をします。マウスピースの装着時間は1日20時間以上を目安にして下さい。飲食や歯磨き、デンタルフロスの使用時間以外はなるべくマウスピース装着するようにしましょう。
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- STEP.4
- 治療終了・保定機関
治療完了後に改めて「クリンチェック」にて、3Dコンピューターシミュレーションを行い、治療計画通り正確に治療ができたかどうかの最終チェックをします。これでマウスピース矯正は終了です。
歯並びを改善しても、舌の癖などが原因で元の状態に戻ってしまうことがあります。きれいな歯並びを安定させ、後戻りを防ぐための器具である保定装置(リテーナー)をしばらくの間使用します。
マウスピース矯正治療費
インビザライン
※税込表示 | 片顎 | 全顎(上下) |
---|---|---|
検査費 | 55,000円(クリンチェック) | |
①i7 (軽度) |
275,000円 | 550,000円 |
②Lite (部分的) |
385,000円 | 770,000円 |
③Full (全体的) ※保定装置代込み |
550,000円 | 1,045,000円 |
保定装置 (ビベラ) |
33,000円 | 55,000円 |
インビザラインGO
※税込表示 | 片顎 | 全顎(上下) |
---|---|---|
検査費 | 55,000円(クリンチェック) | |
治療費 | 330,000円 | 550,000円 |
保定装置 (ビベラ) |
33,000円 | 55,000円 |