切開しないインプラント治療
Flapless implant
歯ぐきを大きく切らない
出血や腫れを抑えた治療
歯ぐきを大きく切開しないフラップレス術式によるインプラント治療は、メスを使用しない無切開手術であることから、患者様にとってメリットの大きい低侵襲で身体に優しいインプラント治療法です。
フラップレス無切開
インプラント治療
フラップレス術式インプラント治療とは、無切開手術(フラップレス術式)にて行う歯肉を切らない歯のインプラント治療です。
このフラップレスによるインプラント治療の特徴は、あらかじめCT撮影による精密検査や3Dコンピューターシミュレーションによって、最適なインプラント埋入ポジションを確定し、確実にそのポジションにインプラントを埋入するための手術用ガイドを用いるガイデッドサージェリーを使用しながらインプラント治療を行うことで、歯ぐきを切り、大きく歯肉を剥離することなく、小さな穴のみを開けインプラント埋入手術を行うことができます。
このため患者様にとって大きなメリットとなる低侵襲治療のため、痛み、腫れ、出血がほとんどなく、治療後の治癒期間が短くなる身体に優しいインプラント治療法です。
一般的な2回法インプラント手術
- インプラント埋入予定部位の歯ぐきをメスで切開します。
- 歯ぐきを剥離して顎骨を完全に露出させてから専用ドリルで骨を削ります。
- インプラントを埋入して歯肉で塞ぎ縫合します。
- 約3ヵ月後に歯肉を切開して土台(アバットメント)を付け替えて最終的な歯を装着します。
メスを使用しない
無切開フラップレス手術
- 手術用テンプレートを装着し、パンチングで小さな穴を開けて骨を削ります。
- そのままインプラントを埋入していきます。
- 骨の状態が良く、初期固定がしっかりしていれば、手術当日に仮歯を装着することも可能です。
フラップレス治療の
精度を上げるガイド手術
無切開インプラント(フラップレスインプラント)治療をより確実に安全に行うために、ガイドを使用します。
3Dコンピューターガイドシミュレーションを行い、オペ時にはシミュレーション通りズレることなく、高い治療クオリティーを提供するため、慎重にも慎重を重ね、理想な配置にインプラントを埋入していきます。
ガイドを使用することにより、歯肉を大きく切開せずに、フラップレスにて理想的なポジションにインプラントを埋入できます。
メスを使用しない
無切開フラップレス手術の利点
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- 利点 1
- メスを使用しないため出血が少なく、手術後の腫れや痛みも大幅に軽減できる
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- 利点 2
- CT撮影と3Dコンピューターシミュレーション設計によって安全・確実に手術を行うことができる
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- 利点 3
- 手術時間が短縮され、来院回数も低減できる
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- 利点 4
- メスで切開しないため、歯肉の治癒が早く審美性も向上する
※無切開フラップレス手術の必須条件(CT撮影、3Dコンピューターシミュレーション設計、テンプレート作製など)
フラップレスインプラントの流れ
Step1
治療前の様子
Step2
CT診査診断からコンピューターシミュレーション
Step3
ガイド作成
Step4
歯ぐきの低侵襲パンチング
Step5
パンチング後(ほぼ出血なし)
Step6
ドリルストップを装着しドリリング形成
Step7
インプラント埋入
Step8
インプラント埋入後
Step9
インプラント埋入後レントゲン
Step10
上部構造セットし治療完了
Step11
治療完了レントゲン
Step12